事例

金沢の風習

今朝、惣万社長がトウモロコシを持って出社されました。
このトウモロコシですが、金沢の軒先に下げられているのを見たことのある方もおいでるのではないでしょうか。
金沢に伝わる古くからの風習で、「四万六千日」(しまんろくせんにち)と言われいてます。

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この風習は、観音様の功徳日(旧暦の7月9日)に参拝すると4万6千日分の功徳があると言い伝えられており金沢市東山にある観音院で「四万六千日」という日に売られています。
ちなみに、4万6千日というのは約126年分で、お米が一升で約4万6千粒になることにちなんだとされています。

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昔からとうもろこしは雷除けとされていましたが、それが魔よけとなり、毛が多いほど儲けが多い、豆が多いほどまめまめしく健康に働けるとされています。

また、金沢では、とうもろこし以外にも軒先に縁起物を飾る家庭が多く、アジサイやヒイラギ、ハリセンボンなどを飾っている家庭もあります。
これは、「門守(かどもり)」と言われる風習で、日本人は境界に弱く外と内との境界である玄関先を守る風習があります。

そういえば私も幼いころ、近所の軒先にハリセンボンが下げられていたのを記憶していますが、これも魔よけの意味だったのでしょうね。そしてハリセンボンというのも金沢市内でも海沿いの町だったからでしょう。

とにかく、トウモロコシの多い実は家族の繁栄に、そしてふさふさした毛は「儲け」や「魔除け」に通じるということで、持ってきてくださった惣万社長、ありがとうございます。

ちなみに惣万社長は北海道釧路市出身です。